2017年09月23日

温かい雰囲気と安心感を

今日は、土井高徳さんの講演会「ちょっとしたストレスを自分ではね返せる子の育て方」に行ってきました♪

土井さんは九州で「土井ホーム」というファミリーホームで里親として子どもたちを育てていて、本もたくさん出しています。
 ⇒土井ホームのブログ「いつでも帰っておいで」

このブログの中の「土井ホームの里親記録」を読むと、子どもたちとのエピソードに胸がジーンとします…

お話は楽しく、ユーモアを交えて(本当にそう!うんうん!)と心の中でうなずいているうちに、2時間あっという間に過ぎてしまいました。
時々涙が出そうになったり…。

困った子どもとは、困っている子どもである。」

困っている子どものつらさ、やるせなさを考えると心が痛んで…。

子どもが生まれて、初めて出会う「親」という環境が、温かいものであることを祈るばかりです。

今日のお話から少しお知らせすると…

★親の役割として、家庭を温かい雰囲気にして、安心していられる場所にすること
(お腹いっぱい食べれて、ゆっくり眠れるところ)

ヒントもいっぱい…

★3秒ルール・3分ルール
・怒りのエネルギーを子どもにそのままぶつけない
・3秒待つだけでかなり冷静になれる
 これは練習が必要
・叱る場所を決めておく
(食卓や家族のだんらんの場所とは違うところで)
・叱る時間は3分
 安全にかかわるときは別

★子どもをダメにする10の叱り方
・口汚く責める
・馬鹿にする
・脅す
・一方的に命令する
・説教が長い
・過剰に警告する
・親が被害者のフリをする
・ほかの子と比較する
・皮肉を言う
・ネガティブな予言をする

…普段の子どもに対する自分の言動をふり返ってみよう(^^;)

★叱るとき・声かけのルール
 C・C・Qの原則
・穏やかに(calm)
・子どもに近づいて(close)
・静かに小声で(quiet)

…これは自分で実践して効果があると実感しています♪
自分も子どもも穏やかにやり取りできるから、
大きい声でうるさく言うよりもずっと、
言いたいことが伝わります(^_-)

★指示方法のルール
・具体的な言葉かけ 
・肯定的な言葉かけ 
・単純な言葉かけ

…「ちゃんと!」ではなく具体的に、指示は否定形でなく肯定形で、わかりやすい言葉で…ですね!

子どもの問題行動に対して
・夫婦間の連携を図れ
 …子どもを変えようとする前に、夫婦関係を変える!

・応援団をつくれ
 …家庭の窓を開けて社会の空気を入れる!

第一に、
 子どもに対しても敬意を忘れない

土井さんの本、2冊買ってきました❤

秋の夜長…読むのが楽しみ♪

…アピオのライブラリーからも5冊借りてるからよりどりみどり…読み放題(~o~)