HSC(HSP)を知っていますか?

23日の土曜日に、アピオあおもり(すくすくスキンシップ事業)のオンライン講座
「ひといちばい敏感な子(HSC)の子育て支援」(講師は明橋大二さん)に参加しました。

HSCというのは、(Highly Sensitive Child)ハイリー・センシティブ・チャイルドで、「人一倍(非常に)敏感な子」という意味です。
HSPのPはパーソンで、「非常に敏感な人」です。

HSCは5人に1人の割合で存在するとされ、音や匂いに敏感で、にぎやかな場所や集団行動が苦手といった傾向があり、学校生活に馴染めずに不登校などの原因になるとも言われているそうです。

★参考 
 ⇒ 5人に1人の「ひといちばい敏感な気質」をもつHSP・HSC(エイチエスピー・エイチエスシー)は、自己理解と自己肯定でもっとラクになる。子育てカウンセラー・心療内科医の明橋大二先生にききました!

講座でお話を聞いて、自分たち(それほど敏感ではない人)にはささいなことでも、刺激をすごく感じる体質の人には、普段の生活もとてもストレスが多いのだろうと思いました。

食べ物に好き嫌いがあることも、もしかしたら味覚があまりにも敏感で食べられないものが多いのかもしれません。
嗅覚が敏感な人はいい匂いがきついかもしれないし、臭いものはもっと大変そう。
皮膚の感覚が敏感だと服のタグが体に当たったり、マスクが顔や耳に当たることがとても苦痛なのかも。
人の気持ちに敏感な人も、気を使ってしまって疲れるだろうし、音や光が苦手だと映画館やコンサートも楽しめない…。

子どもは特に、教室の中で先生が他の子を怒っている大声などを自分のことのように感じてしまい、学校に行けなくなることも多いそうです。
大人でも怒鳴りあっているところやいじめのような場面は見たくないし聞きたくないですよね。

「人一倍敏感な体質・個性がある」ということを知っていることが大事ですね。

その人の感じ方を尊重して、刺激を減らす。
私たちは自分の感覚だけで判断したり、人に押し付けたりしないで、お互いの感覚を尊重しあって折り合いをつけていければいいなと思いました(^^)

自分の子どもも多かれ少なかれ「敏感な性質」が感じられることがあると思います。
それを否定したり責めたりせずに「そうなんだね」「そう感じられるんだね」と認めて、それじゃどうしたら過ごしやすくなるのか、一緒に考えるような大人が増えるように…願っています。
(E)

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