今月は第3水曜日の明日がミニ講座の日です(^_^)/
お申込みのみなさま、1時からですのでよろしくお願いします♪
今日は子どものイヤイヤ期について、こちらの本から紹介します。
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「いや!」
子どもが一番最初にいった言葉は「いや!」―――多くの親がそういいます。「いや!」は子どもがしょっちゅう口にする、お気に入りの言葉です。
1~2歳児が「いや!」という言葉をいうようになったら、それは自分のことは自分で決めたいという意思を表しているのかもしれません。例えば、帽子をかぶりたくない、とか、野菜を食べたくない、とか。
あるいは、こわい、不安だという気持ちを伝えようとしているのかもしれません。たとえば、寝るときにひとりぼっちでいるのはいやだ、とか、知らない人に抱っこされたくない、とか。
この年齢の子どもにとって、「いや!」という言葉はいろいろな意味をもっています。
たとえば次のように―――
・それを自分でやりたい
・それはきらい、気に入らない
・いまやっていることを最後までやりたい
・自分で選びたい
・こわい
・それをやりたくない
子どもにこたえてあげましょう
この年齢の子どもにとって、「いや!」というのは自立へのだいじな一歩です。子どもは自分の頭で考えることを学んでいるのです。この年齢になると、自分の好きなことときらいなことがはっきりしてきますが、子どもはまだ自分の感情をうまく説明できないことがあります。そういうとき、「イヤ!」という言葉が出てきてしまうのです。
子どもが「いや!」といったとき
・カッとならないこと。
この年齢の子どもはまだ、他の人の感情を理解することはできません。子どもが「いや!」というのば、あなたに反抗しているわけではないし、あなたを怒らせようとしているわけでもありません。
そんなとき、どなったり、たたいたりしても、ますます子どもをイライラさせ、怒らせるだけです。
・なぜ「いや!」といっているのか、考えてみる。
自分はもう赤ちゃんじゃない、という気持ちがめばえ、自分のことは自分で決めたいと思っているから?
◆選択肢をあたえる。
子どもにどちらにするかを選ばせるようにすると、「いや!」という回数はへるはずです。その場合、どちらを選んでもかまわないこと、どちらも安全であることを確認しましょう。例えば、「緑のくつしたと青のくつした、どっちをはきたい?」「グリーンピースとニンジン、どっちを食べる?」「どの帽子をかぶる?」など
◆おとなのまねをして遊ぶおもちゃをあたえる。
たとえば、おもちゃの電話、おもちゃの大工道具、なべやフライパン、木のスプーンなどのままごと道具など
いまやっていることが楽しくて、やめたくないから?
この年齢の子どもは楽しいことをしているときに中断させられると、「いや!」ということがあります。そういうときには、次のような工夫をしてみましょう。
◆前もって知らせておく。
「ぷらんこは楽しいよね。でも、あと少しでおうちに帰らないといけないのよ」「もうちょっとしたら、買いものに出かけるからね」
◆何か楽しみにできることを見つける。
「おうちに帰ったら、買ってきたものをしまうのを手伝ってね」
子どもが「いや!」といっても、たたくのはぜったいにやめましょう。子どもをたたいても、子どもはますます欲求不満(フラストレーション)をつのらせ、あなたを信頼しなくなるだけです。子どもが自分で決める部分をつくってあげることで、子どもは学び、成長していきます。
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「いや」という言葉のうしろにある子どもの気持ちを、ちょっと考えてみるのがいいです(^^)
子どもはうまく説明できないから、親は「いや」という言葉にだけ反応して、「いうことを聞かない」と勝手に決めつけたり思い込んで怒っちゃうこともありますから(自分の経験から…)。
―――「いや」は、ママに反抗しているわけではないし、ママを怒らせようとしているわけでもない―――
そう…
ママに気持ちを“わかってほしい”んだよね…
私たち親もなかなか子ども本当の気持ちをわかってあげること、難しいとは思いますが、“わかってあげたい”という気持ちでいることは大事だと思う。
それと、親も子どもに“わかるように伝える”こと。
おだやかに、子どもがわかるように伝える。
そういう親のやり方を見て、子どもはマネして「伝え方」を覚えるのだと思います。
明日のミニ講座も「親として知っておきたいコミュニケーション」♪
きっとためになるお話たくさん聞けますね(^_-)