本の紹介

明日はココかれっじあります♪

今朝はちょっと雪積もってましたね。
でも青森は休み休み降ってくれて今のところとってもラッキー♪

ところが他の県ではものすごく降ってたりして、ニュースを見てびっくりです。
いつもあまり降らないところが大雪になると本当に大変です…

明日はココかれっじがあるので、雪があまり降りませんように…。

本の紹介♪

本の中から
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発達障害児の示す問題行動の理解と対応 
本人のできること/できないことを把握する

発達障害の特性のために、わかりやすいこととわかりにくいことの差が生じやすくなります。誰でも得手不得手はありますが、発達障害の子どもの場合は、難なくこなしてしまうものがある一方で、簡単なはずのことでもなかなかこなせないものがあり、できることとできないことの差が大きいのです。

ですから、「あれができるからこれもできるだろう」という予断は避けなければなりません。「この年齢だったら、これぐらいのことは知っているだろう」という先入観も除き、「本当にこのことが身についているだろうか」「もしかしたらこの情報は見えていないかも」と考えてみることが大切です。

特に、知覚過敏の有無も含めた「苦手な状況」を確認しておきましょう。広汎性発達障害の子で暑さが苦手な子は少なからずいます。眠くなると集中力が悪くなったり、イライラしやすかったりする子では、寝る前に難しい宿題をやることが「問題行動」のきっかけになることがあります。

具体的に「何がどこまでできていて、どこからできないのか」を把握することは、本人に無理難題を押し付けないためにも必要です。できないことを叱られ責められるばかりで、できたという達成感を得る経験が少ないと、その場面以外でも物事に取り組む意欲をなくし、新たな事柄を学習することからも回避するおそれが生じてしまいます。
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この部分、大事だと思います。

発達に障害というほどでなくても、子ども一人ひとり個人差があり、できること・できないこと・わかること・わからないことにデコボコがありますから、「できるだろう、知っているだろう」と決めつけないで、確認していくのが大事ですよね。
大人でもそうです。

みんな得手不得手があるし、経験の有無によっても「知っていること・知らないこと」各自それぞれです。それなのに、自分が知っているから相手も知っているだろう、とか、これができて当たり前だろう…と思っていたら、それは違います。

まず、それについて知っているのか確認し、知らなければ具体的にお知らせし、このようにしてほしいということを“相手がわかるように(理解できるように)”言うこと。

自分だけわかっていてもダメなんです。
相手がわかるように、相手に理解してもらえるように伝えなければ!

伝えたりわかってもらったりを、お互いに気持ち良くできるようにするには、わからないところを聞きにくい状況を作ってはダメですね。

たとえば、不機嫌なふんいき、否定的、バカにする感じ、怒り口調…。
これじゃ、聞きたくても聞けない、わからなくても言い出しにくいし、意見があっても我慢…。
…お互いに理解しあえないまま、イライラがつのり、溝が深まるばかり…

気持ちいい親子関係・人間関係には
「明るいふんいき、肯定的、尊重する感じ、なごやか口調」
これです!

明日はココかれっじ

今日はいい天気でしたね~(^o^)
明日もこうだといいですね♪

25日のミニ講座へのお申込みは、明日が〆切です。
申込み忘れてた!という方はぜひどうぞ(^_-)

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今日は、山崎雅保さんの本
「子どもって、どこまで甘えさせればいいの?」の中から紹介♪

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モノを粗末にしてはいけない

モノを粗末にしたら、ゴミが増えて、大事な地球環境がますます荒んでしまいます。何よりも、モノを粗末にするのは自分の心を粗末にすることでもあるのです。だからこそ、モノを大事にできる子に育てたいですね。

では、どうしたらモノを粗末にしない、モノを大事にする子に育てられるでしょうか。「モノを大事にしなさい」と口を酸っぱくしてでも教え続けるなら、モノを大事にする子になってくれるのでしょうか。家族みんなが、不便でも不自由でも徹底的にモノを大事にする生活をするなら、モノを大切にする心を養ってくれるでしょうか。

どちらも間違いではないのでしょう。けれど、どちらの方法をとるにしても、最も大切な土台が欠けているのだと思います。

私たちの「心の原理」は、ある意味では意外なほどに単純です。まして子ども時代の「心の原理」となったら、あきれるほどに単純です。

心は「やってもらった通りにする」のであり、「やられた通りにしてしまう」のです。つまり「大事に扱われている子どもの心は、あらゆる物事を、自然に無理なく大事にできる」のであり、「粗末に扱われている子どもの心は、どうしても、物事を粗末にしてしまう」のです。

ちょっと極端な場面を想像してみましょう。その子はついつい、気づかぬうちにモノを粗末にしてしまう子です。たった今もそう。大切にしなければいけないモノを粗末に扱ってしまって、お母さんとお父さんに荒っぽい言葉で叱咤されています。

お母さんは言葉だけでは不足だと思ったのか、「この手がいけない」と子どもの手をピシャリと叩きました。お父さんも「何度いわれてもわからない子はバカだ」といって頭を小突きました。子どもは「これからはちゃんと気をつける」といいながら、うなだれて泣いています。

私たち大人は、案外多くの場面で、これに類する過ちを犯しています。子どもという、何よりも大事にしたい存在に対して乱暴な態度をとりながら、
「人にやさしくしなさい」「素直な心になりなさい」と強いている。

その子自身を粗末に乱暴に扱いながら、言葉で「モノを大事にしなさい」と強いている。

こんな二重構造の乱暴な扱い方をしてしまいがちなのです。

このような目にあえばあうほど、子どもの心は荒みます。

自分に対しても物事に対しても乱暴に、粗末に扱うようになってしまいます。

悲しいことです。

そんな子は、さらに叱咤されたり強制されたりすれば、もっと荒んだ心になってしまいかねません。
 

厳しさも愛。よくいわれますね。けれど私たちの社会には、「愛を言い訳にした不要な厳しさ」も目立たないではありません。この種の厳しさは虐待に直結しかねない危険があるだけに、要注意です。

他方で子育ての途上には、ときおりですが「愛ゆえに厳しくせざるを得ない場面」があるのも事実だと思います。

忘れてはならないのは、「存分に甘えることで培った土台がない心」「ストレスに耐えられる力がはぐくまれていない心」に対しての「厳しさ」はネガティブに作用しがちだという点です。悪くすれば害毒にしかなりません。

上手に甘えさせてもらって「愛されている。守られている。認められている。受け入れられている。許されている。大事にされている。」と実感できるようになった心にこそ、「厳しさ」はポジティブに作用するのです。
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同感です!
子どもに怒りを向けそうなとき、
(私は何に腹を立てているの?…それは本当に子どもを怒鳴らなければならないこと?)
(いろんなイライラが積み重なってて、子どものしたことは“ただの怒りを吐き出すキッカケ”だったのでは?)
(子どもはなぜそんなことをしたんだろう?…もしかして、私が思っていることと違うのでは?)
と、少し考えてみよう…。

怒りにまかせて怒鳴り散らしたり、叩いたりしたら、それは、子どもを人として尊重しない「弱い者いじめ」になってしまうから。

自分の気持に正直になるのがいいです。
いつも弱みを見せない「イイ親」を演じなくても、子どもに話せばいいんです。

「○○ちゃんも、お母さんにかまってほしかったのね?」
「お母さん今日忙しくてさ、イライラしてるの。ちょっと待ってて。」とか、
「お母さんちょっと疲れちゃったから、ちょっと一緒にゴロゴロしよう!」とか。

お互いに、キチンとできないことも許し合えれば、家の中はあたたかいし、ホッとできる場所になります。
完璧な親なんていない!完璧にならなくたっていいし。
(完璧な親なんて、子どもにとってはプレッシャー以外の何ものでもないと思います)

子どもに完璧を求めない!子どもは親の思い通りになる人形じゃない。
家族って、一緒にいて楽しくて、助け合ったり協力できればいいんじゃないかな(^^)♪

…家族もいろいろだから、自分では何ともならない状況があるとしても、
少なくとも「自分と子ども」のことだけは、自分次第で何とかなる余地があると思います。

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朝顔の新顔

今朝ベランダに出てみると…

あら!青紫のあさがお、お初です❤

あら!青紫のあさがお、お初です❤


久しぶりに本の紹介を2冊
この本はもう読み終えてアピオのライブラリーに返却したのですが、すごく共感した本でした。パートナーとの関係をストレスじゃない方向に向ける方法いろいろ(^^)
“ストレス”と感じている人には読んでみてほしい本です♪

もう1冊は
これは、男・女というより、コミュニケーションのタイプを二つに分けるとしたら“男タイプ”か“女タイプ”かということで、自分は(パートナーは)どちらかというとこっちかな?くらいの、性別にかかわらず考えてみるといいです。

少しだけ紹介。
家事・育児のところで、
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・・・夫婦共働きが主流になった今でも、やはり多くの家庭で家事の主力となっているのは妻の方でしょう。では、夫はそんな「アウェー」な家事の分野で、どのように立ち振る舞っていけばいいのでしょうか。

家事が女性の領域であることには変わりがないので、夫が妻のやり方、進め方に合せるのが基本ルール。肝心なのは、夫側の合わせ方、妻側の指示の出し方です。
・・・

夫への支持はできるだけ具体的に。
できたら大げさに褒める

・・・妻は夫のことを新入社員だと思いましょう。家事において、夫は完全に「指示待ち人間」です。「ケースバイケースで」「臨機応変に」対応するというような気のきいたことはできません。
夫に家事を頼む場合は、新入社員に仕事の指示を出すつもりで、「何をどのように進めればいいか」彼らが具体的にイメージできるように伝えましょう。

たとえば「洗濯ものを干して」と言うだけでは、男性は女性が意図するところがわかりません。「Tシャツはハンガーにかけて、ハンカチや下着は洗濯ばさみで留めるの。こうやって引っ張ればちゃんとシワが伸びるから、全部伸ばしてから干してね」など、「ここまで言うか!?」と思うほど親切丁寧に説明する必要があります。

で、実際に夫が家事を追えたら、「すごく助かった!本当にありがとう。やっぱりお願いしてよかった」と、出来がどうであれ大げさにほめることが大切です。
十分におだててから、「でも、間隔を空けて干した方がもっと速く乾いて効率的なんだよね」など、叱るのではなく、自分の指示不足を認めて「今度からはお願いね」と具体的に指示を出します。そうすれば夫は「新たな指示が加わった」と、快く改善してくれるでしょう。非常に面倒ですが、これが夫にうまく家事を分担させるコツです。

なかには、家事そのものに非協力的な夫もいますが、多くの場合は家事を「ミッション」と認識させることで対応できます。「私は出勤時間が早いから、ゴミ出しはあなたの担当ね。その代わり、洗濯は夜のうちにやっておくから」など、夫が家事をすべき合理的な理由を示しましょう。
「あなたもやってよ!」と怒るのではなく、夫に響きやすい言葉を選ぶことが肝心です。

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「肝心なのは、夫側の合わせ方、妻側の指示の出し方です。」
まさに、その通りだと思います。
夫側・妻側が逆でも同じ。

“わかるように伝える”

自分ではわかっていても、普段やり慣れていない人には難しいことがたくさんあります。
だから、一番身近なパートナーにもお互いに具体的に“親切丁寧”に伝えることで、やってもらって助けられたり、やってあげた方は感謝されたり、気持ちいい関係でいられるんじゃないかな(^_-)

・言わなくてもわかるでしょ
・こんなこともわからないの
・何をたのんでもちゃんとできないんだから…

…なんて思っているなら、それは自分の伝え方がイマイチなのかも知れませんよ。
いつも怒り口調とか…アバウトな言い方とか…めんどくさそうに言っているとか…

ん?思い当たる?
思い当たれば改善もできます❤

9.2

見守る大切さ

今日はこの本から♪


タイトルからして好きだし、いいなと思うことがいっぱい書いてありました。

子どもの「意欲」について書かれているところから、一部紹介。
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・・・いつも、あれをやれ、これをやれ、これを覚えろ、と言われて、うんざりしているのです。言われなくなるともうやらないのです。また、「もっと意欲を持て!」と言われてもどうすればいいかわかりません。

もともと子どは小さいうちは、いろいろなものに興味を持っています。好奇心旺盛で、何でも自分でやってみようとします。この時期に、子どもの興味に大人も興味を持ち、子どもがやろうとすることを、じっと見守ることが大切なのです。そして、子どもがそれをやることができるように、子どもができないことを手伝ってあげるのです。

「そんなことよりもこっちをしなさい」 「そんなくだらないこと」 「それはまだ無理よ」 「かわりにやってあげる」 これらの言葉が、子どものやる意欲を失わせます。そして、それが繰り返されると、もう何もやろうとしなくなってしまいます。

乳幼児期にとっての遊びは、自発的でないと身に付いていきません。子どもが興味を持って取り組んでいることを、じっと見守っていてあげましょう。

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「自発的でないと身に付いていきません」
うんうん!
自発的だから楽しい ⇒ 楽しいと身に付く
楽しいとやる気になって集中するから覚えるのも早いよね

やらされてるんじゃない
自分からやるっていうのがいいんだよな~(^^)

子どもに限らず
大人でもそう

もう一つ、「自己主張力」と「自己抑制力」について
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・・・
保育園でも、家庭で親が強い態度でじっとさせている子が、かえって園ではじっとできないことが多くあります。

自分のやりたいことが、満足に出来ている子のほうが、次第に我慢が出来るようになっています。

自己抑制力は、発達過程の段階を踏んで培われる力です。自己主張の時期を経て、それを認めてもらい、受容されて、初めて自己を抑制するという力、我慢が出来るようになるのです。

子どもに言わせないで、親から先にものを言ったり、子どもが言う前にやってしまったり、子どもの言うことに耳を傾けずに親の思い通りに子どもを指示したりしては、自己主張力は育ちません。

すると、当然、その次の発達である自己抑制力や耐性という我慢する力は生まれてこないのです。
・・・
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まず、自己主張を受容されてこそ、自己抑制できるようになる

本当にそう思う。

mama

募集していたNPプログラムの参加者、昨日1人お申込みがあり、17日から参加者4人ファシリテーター2人の6人でスタートすることになりました❤
来週の金曜から6週間、楽しい時間になりますように♪

昨日のあさがお

昨日のあさがお


スーパーベルも咲いてきた

スーパーベルも咲いてきた

運動会の準備があちこちで

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午前中、篠田小学校の校庭から音楽が聞こえてて、今日は予行練習だったのかも♪
古川小学校の近くを通ったら、帽子をかぶった生徒たちが校庭に並んで、先生の説明を聞いてるようでした。

小学生を持つママたちは、この週末運動会の応援でしょうか(^^)

今はまだ乳幼児を育てているママさんには、幼稚園や小学校なんてまだまだ先だわ~と感じるかもしれませんが、過ぎてみると結構アッという間に子どもって大きくなるように感じます。

でも過ぎてから感じるだけで、今現在赤ちゃんを育てている人には、出産後の環境の変化(一人身から、いつも子どもと二人)や、育児なんて初めてで手探り状態なのに責任ずっしりの“縛られ感”もあって、「この状態がいつまで続くのか…」と不安の方が大きくなることもあると思います。


娘さんの夜泣きに悩んだ経験のある著者・清水さんの、
「赤ちゃんが苦手という悩みの裏に隠された大きな愛情が、素直にあなたの赤ちゃんのもとに届くことを願って」というメッセージがたくさん詰まった本です。

目次だけ見ても
 ・私、赤ちゃん苦手なのかも…
 ・まずは「ママとしての自分」を育てよう
 ・理想のママ・理想の育児って?
 ・「考え方のクセ」を知ろう
 ・苦手だって、大丈夫!

…興味をそそるし、参考になりそうですよね♪

共感することがいっぱいで、どこを紹介しようか迷いますが、
二か所だけ紹介させてください。

本の中から
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●そもそも「分かり合える」と思わない

 赤ちゃんを目の前にすると、どうしても「母親には母性があるのだから赤ちゃんの気もちが分かって当たり前」だとか、「泣いている理由も手に取るように分かるはず」だとか、「この子がどう感じるか、何を食べたいか。欲しいものをすべて察知できる」というような錯覚に陥りがちです。しかしはたして、母親だからというだけで本当にそんなことが分かるのでしょうか。分かるのであれば、世の中の悲しいニュースはもっと減っているでしょう。

 本来人間は、お互いに「分かり合えない」存在です。それは、親子であろうが、夫婦であろうが、きょうだいであろうが同じです。第4章で感じてもらったように、自分ですら自分の考えていること、感じていることが分からないこともあるのに、他の人に分かるはずがありません。

 同じものを見て「これかわいいよね」と言っても、同じかわいさを感じているとは限りません。同様に、悲しさも、嬉しさも、イライラも、同じ言葉を使い共感しながらも、それぞれが違う感性で感じているのです。

 自分の赤ちゃんだとしても、自分のお腹で育ったといえども、赤ちゃんは確実に、自分とは違う人間です。分からないからこそ、分かりたいと思って努力していくことが、健全なコミュニケーションのかたちです。

 この子のことは私が何でも分かっていると思うのは、非常に危険です。理解していることが愛情ではなく、理解したいと願っていることこそが愛情なのだと思います。

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うんうん!

分かりたいと思って努力していく

理解したいと願う

そうすれば、勝手に決めつけたり押し付けたりしないよね

もう一か所、本の中から
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●赤ちゃんはずっと赤ちゃんのままではない

 赤ちゃんを苦手に感じていても、その赤ちゃんはずっと赤ちゃんのままでいるわけではありません。当たり前ですが、育児中はどうしても目の前の「今」しか見えなくなりがちです。

 赤ちゃんはとても小さな存在。弱いものを守り育てるようなイメージのままで育てていくと、どこかで、「力で抑え付けることができる」「怒ったらいうことを聞く」「無理やり手を引っぱったらどこにでも連れていける」と、力で抑圧する関係性がずっと成り立つのではないかと勘違いをしたまま子育てをしてしまう可能性があります。

 子どもたちは10歳ぐらいになると、抽象的な思考が発達し、いろいろな人の話を自分の頭の中で混ぜ合わせ、自分の意見を作り始めます。「自分て何だろう」と考える時期に差し掛かるのです。

 それまでは親の言うことを正しいと思い、素直に従っていた子でも、「あれ?うちの親、言ってることが矛盾しているぞ」などと気づくようになります。そうなってくると、とたんにそれまでの力で抑え付けるやり方は通用しなくなります

 そこから改めて親子のコミュニケーションを作り直すという道もありますが、それまでにお互い存在や価値観を尊重し合う関係ができていないと、それを10歳から構築するにはかなりハードルが高く、心理的な負担も大きくなります。赤ちゃんのころから、力関係ではなく、お互いにコミュニケーションの力を高め合えていれば、この10才の壁を恐れることはありません。

 赤ちゃんが苦手だからと、赤ちゃんを自分の思いどおりの子になるようにコントロールしようとすると、いつかひずみが来ます。先を見越したコミュニケーション能力を、赤ちゃんがまだ赤ちゃんのうちに、親は地道に練習していきましょう。

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そうなんだよね。

力関係じゃなくて信頼関係

指示・命令じゃなくて尊重と協力

安心と安全

自分も子どももどっちも笑顔でいられるようなコミュニケーションの仕方を探ってみよう!

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