運動会の準備があちこちで

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午前中、篠田小学校の校庭から音楽が聞こえてて、今日は予行練習だったのかも♪
古川小学校の近くを通ったら、帽子をかぶった生徒たちが校庭に並んで、先生の説明を聞いてるようでした。

小学生を持つママたちは、この週末運動会の応援でしょうか(^^)

今はまだ乳幼児を育てているママさんには、幼稚園や小学校なんてまだまだ先だわ~と感じるかもしれませんが、過ぎてみると結構アッという間に子どもって大きくなるように感じます。

でも過ぎてから感じるだけで、今現在赤ちゃんを育てている人には、出産後の環境の変化(一人身から、いつも子どもと二人)や、育児なんて初めてで手探り状態なのに責任ずっしりの“縛られ感”もあって、「この状態がいつまで続くのか…」と不安の方が大きくなることもあると思います。


娘さんの夜泣きに悩んだ経験のある著者・清水さんの、
「赤ちゃんが苦手という悩みの裏に隠された大きな愛情が、素直にあなたの赤ちゃんのもとに届くことを願って」というメッセージがたくさん詰まった本です。

目次だけ見ても
 ・私、赤ちゃん苦手なのかも…
 ・まずは「ママとしての自分」を育てよう
 ・理想のママ・理想の育児って?
 ・「考え方のクセ」を知ろう
 ・苦手だって、大丈夫!

…興味をそそるし、参考になりそうですよね♪

共感することがいっぱいで、どこを紹介しようか迷いますが、
二か所だけ紹介させてください。

本の中から
 ↓
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●そもそも「分かり合える」と思わない

 赤ちゃんを目の前にすると、どうしても「母親には母性があるのだから赤ちゃんの気もちが分かって当たり前」だとか、「泣いている理由も手に取るように分かるはず」だとか、「この子がどう感じるか、何を食べたいか。欲しいものをすべて察知できる」というような錯覚に陥りがちです。しかしはたして、母親だからというだけで本当にそんなことが分かるのでしょうか。分かるのであれば、世の中の悲しいニュースはもっと減っているでしょう。

 本来人間は、お互いに「分かり合えない」存在です。それは、親子であろうが、夫婦であろうが、きょうだいであろうが同じです。第4章で感じてもらったように、自分ですら自分の考えていること、感じていることが分からないこともあるのに、他の人に分かるはずがありません。

 同じものを見て「これかわいいよね」と言っても、同じかわいさを感じているとは限りません。同様に、悲しさも、嬉しさも、イライラも、同じ言葉を使い共感しながらも、それぞれが違う感性で感じているのです。

 自分の赤ちゃんだとしても、自分のお腹で育ったといえども、赤ちゃんは確実に、自分とは違う人間です。分からないからこそ、分かりたいと思って努力していくことが、健全なコミュニケーションのかたちです。

 この子のことは私が何でも分かっていると思うのは、非常に危険です。理解していることが愛情ではなく、理解したいと願っていることこそが愛情なのだと思います。

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うんうん!

分かりたいと思って努力していく

理解したいと願う

そうすれば、勝手に決めつけたり押し付けたりしないよね

もう一か所、本の中から
 ↓
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●赤ちゃんはずっと赤ちゃんのままではない

 赤ちゃんを苦手に感じていても、その赤ちゃんはずっと赤ちゃんのままでいるわけではありません。当たり前ですが、育児中はどうしても目の前の「今」しか見えなくなりがちです。

 赤ちゃんはとても小さな存在。弱いものを守り育てるようなイメージのままで育てていくと、どこかで、「力で抑え付けることができる」「怒ったらいうことを聞く」「無理やり手を引っぱったらどこにでも連れていける」と、力で抑圧する関係性がずっと成り立つのではないかと勘違いをしたまま子育てをしてしまう可能性があります。

 子どもたちは10歳ぐらいになると、抽象的な思考が発達し、いろいろな人の話を自分の頭の中で混ぜ合わせ、自分の意見を作り始めます。「自分て何だろう」と考える時期に差し掛かるのです。

 それまでは親の言うことを正しいと思い、素直に従っていた子でも、「あれ?うちの親、言ってることが矛盾しているぞ」などと気づくようになります。そうなってくると、とたんにそれまでの力で抑え付けるやり方は通用しなくなります

 そこから改めて親子のコミュニケーションを作り直すという道もありますが、それまでにお互い存在や価値観を尊重し合う関係ができていないと、それを10歳から構築するにはかなりハードルが高く、心理的な負担も大きくなります。赤ちゃんのころから、力関係ではなく、お互いにコミュニケーションの力を高め合えていれば、この10才の壁を恐れることはありません。

 赤ちゃんが苦手だからと、赤ちゃんを自分の思いどおりの子になるようにコントロールしようとすると、いつかひずみが来ます。先を見越したコミュニケーション能力を、赤ちゃんがまだ赤ちゃんのうちに、親は地道に練習していきましょう。

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そうなんだよね。

力関係じゃなくて信頼関係

指示・命令じゃなくて尊重と協力

安心と安全

自分も子どももどっちも笑顔でいられるようなコミュニケーションの仕方を探ってみよう!

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