大学受験、高校受験…
大きい子がいる親のみなさんは、試験が終わるまで、
何となく落ち着かない日々を過ごしているかもしれませんね。
とっても共感したこの本、
追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉
本の中から
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「教育虐待」という言葉を知っているだろうか。
「教育虐待」とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う行き過ぎた「しつけ」や「教育」のことである。
(中略)
「あなたのため」という親から子への依存によって生まれる教育虐待の闇を照らす。これが本書の目的だ。
もしあなたが教育虐待の被害者であれば、本書が、過去の経験を客観視しその檻から抜け出すきっかけとなればと願う。
もしあなたが教育虐待の加害者になることを恐れているならば、本書が、その不安を少しでも払拭できればと願う。
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親って子どもが何かできたら「もっと」「もっと」と
次から次にがんばらせようとするし、
逆にできなければ「なんでできないの!」と怒るし、
程度の差はあれ、子どもに理想を押し付けることはあると思います。
子どもの時に親からずっと「押し付け」られてきた人もいるだろうし。
思春期の子が親や祖父母を殺してしまった…という事件を聞くと、
本当に心が痛みます。
何がその子をそれほど追いつめたのか…と。
あれもダメ、これもダメ、勉強しろ、〇〇しろ…
親の意に沿わないことは禁止され、
子どもが自分で決める自由を奪われ、
やりたくないことを強制され続けたら…
…長い間追いつめられたストレスが内に向いたら自殺するかもしれない、
外に向いたら人を殺すかもしれない…
想像できることです。
本の中から
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結局のところ、親は実は無力である
子供が育つうえで、もちろん親の影響力は絶大だ。しかし、あえて言いたい。結局のところ、親は実は無力であると。
親になると、子供のためにあれもしてあげようこれもしてあげようという気持ちに駆られる。しかしあれこれしたことがそのまま親の期待通りの成果をもたらすとは限らない。むしろそうならないことのほうが圧倒的に多いだろう。親の意図とはほとんど関係のないところで、子供は育っていくのである。
繰り返す。子供は親の思った通りは育たないが、それなりのものには必ず育つ。親がよほど余計なことをしなければ。私はそう思う。
「わが子のために」とあれこれ考えるのは親の性。それは私も否定しない。しかしだからといって、子供に期待通りの結果を望むのは親のエゴである。子供は親のために生きているわけではない。子供は親の望む人生を生きるのではない。子供が自分の力で自分の人生を切り拓いてこそ、生きている実感を味わえる。親ができることは、子供を励まし、見守ることだけだ。
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「おわりに」のところから
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子育ての究極の目的は、何はともあれ、わが子に幸せになってもらうことだと思う。では、幸せとは何か。有名になることなのか、大金持ちになることなのか……。違う。どんな形であれ、自分自身が幸せを感じていることが唯一の「幸せの条件」だと私は思う。
(中略)
幸せな人になるということは、身の回りにある幸せに気づける人になるということではないかと思う。幸せを感じる力が強い人ほど幸せな人。私はそう思う。
(中略)
感謝する力は幸せを感じる力に直結する。自分には幸せが足りないと思うなら、きっと足りないのは幸せではなくて感謝する力ではないか。一心不乱に自らが思い描く幸せに向かって突き進むのもいいけれど、毎日の生活の中の小さな「幸福」や「喜び」に気づこうとするだけで、その100倍以上の幸せが感じられるのではないか。
「しあわせは、得たりつかんだりするものではなく、感じるもの」
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同感です!
親がよほど余計なことをしなければ、子どもはそれなりに育つ!
毎日の“小さな幸せ”に気づこう!
いいとこ探し❤いいこと探し♪
もっともっと紹介したいところはたくさんあったけど、
また今度(^_^)/
読書好きで、本の中からポイントを書いてくれるので~ ブログを読むだけで、本を読んだように~ 納得・納得 ^-^v いつも、ありがとう~♡ 私には、出来ないけれど~ 完璧で無くて良い⇒『60点でOK あきらめずに・焦らずに・自分を信じて一歩踏み出そう』と、私の恩師の佐藤恵子先生がお話ししてくださった事を思い出しています。そして、私は『できなくても良い!知っている!やろうとしている!だけで、きっと結果が違ってくる』と信じています。いつも、自信が無いけれど… 頑張っている私が好きです!
Comment by 太っ腹 — 2016年2月15日@10:52 AM
沼田さま
いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます❤
その人、その人、「やれること、やれる分だけ、やれるとき」
それでいいよね(^_-)
私はがんばっていない自分も好きです(~o~)
Comment by staff — 2016年2月15日@9:38 PM