さて、今日はこちらの本から♪
本当の「リーダーシップ」とは何か?について書いてあります。
日本人が思っているリーダーって、
自分の主張を押し通そうとする人で、
まわりをグイグイひっぱるイメージでしょうか?
外資系の会社で長く仕事をしている著者の伊賀さんは
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本来のリーダーとは…
「チームの使命を達成するために、必要なことをやる人」です。
プロジェクトリーダーである自分の意見より、
ずっと若いメンバーの意見が正しいと考えれば、
すぐに自分の意見を捨てて、
その若者の意見をチームの結論として採用するのがリーダーです。
さらに、「そんな若者の意見を採用するなんて!」と
不満を持つメンバーを納得させ、
チームをまとめていくのがリーダーシップです。
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と、書いています。
国や企業や団体やグループや家族も、上記のようなリーダーがいてくれるといいですね。
でも本当は、
リーダーシップ(自分で考えて必要なことをする)をメンバー各自が持っていることが大事なんですって。
さまざまな異なる意見があっても、目標や目的や成果の達成にどの意見が最も役に立つかを、話し合いの中で選んでいく。
そして、こんなふうも書いています↓
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リーダーシップのない人に成果目標を与えると、
その人は結果を出すために無謀な方法に頼ります。
プレーヤーとしての自分の成功体験をメンバーに押し付けたり、
根性論や精神論で乗り切ろうとする人もいます。
部下や納入業者など、力の弱いものをたたいて成果を上げようする人も出てくるし、
なかには不正な方法に頼る人も出てきます。
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…だろうな…と想像できます。
この本では、世の中をよくしてくれるスーパーマンのようなカリスマ的リーダーを待ち望んでいてもダメで、何か問題に気付いた時、「これを解決するのは誰の役割か」と考えるより、誰の役割でも「こうやったら解決できるのでは?」と考えたり口にしてみよう!と教えてくれます。
他力本願からの脱却。
なんでも上から言われるまでやらないとか、指示待ちとか、エライ人が決めたから従うだけとか…思考停止にならずに、自分の物差しで物事を評価したり判断しなさい!ということです。
先日、尾木ママが紹介したオランダ教育事情のyoutubeを載せましたが、小さい時から自分で考えて行動することを覚えるのと、管理されて命令されて、おとなしく言うことを聞いていれば“いい子”だと思い込まされるのとでは、ぜんぜん違うだろうな~…と(^^;)
身近なことだけでも、自分で考えよう。
イヤなものはイヤって言おう!
変だぞ!と思ったら変だ!って言おう!
人の話も聞きながら、それでも自分はこう思う!って言ってもいいんだからさ。
だから、子どもがイヤだ!って言っても、頭ごなしに怒ったりしないで、
イヤなんだな、って受け止めればいいんです。
だってイヤなんだから。
まず気持ちを聞いてあげよう❤
イヤなことを押し付けられるのって、ほんと、イヤだから。