もうアピオのライブラリーに返却しなくちゃ!なのに、まだ読み切ってなかった本を、やっと今日読み終えました(^^)♪
これは、孫がいる人にぜひ読んでいただきたい本です!
というか、私たちのように”これから孫ができる”可能性のある人にも(^_-)
いや! 子どもがいる人は誰でも読んでおいた方がいいかも!
この本には、親子に関わる祖父母の「孫を迎える心得」が書かれています。
チラッと抜粋↓
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孫を迎える心得~「距離感」を大切に
踏み込みすぎていないか、要チェック
孫を思う「善意」は、やがて「孫を愛する自分の気持ちほど純粋なものはない!」という確信となります。この確信に、長年、仕事や子育て、地域活動等で積み重ねてきた「経験知(←こちらの”知”でした)」への自信が重なると、「独りよがりの亡者」ができあがってしまうのです。
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自分の考えや生き方、孫を思う気持ちはだれにも負けない、と思っている祖父母は、いったんその気持ちにフタをするのが賢明です。
「善意」と「経験知」に自信がある祖父母ほど、子ども夫婦にとって、厄介なものはないということを知るべきです。
自分が考えていること、見えていること、願っていることがすべてではない、正しいとは限らない、人がみな同じことを考えているとは限らない、と悟ることです。
つまり、「謙虚な年寄りになる」。
これが、だれからも愛され、感謝される「祖父母道」です。
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まったくその通りだと思います。
本の中には、子育てをしている親(母親)からと、祖父母側からのたくさんの相談が事例として載っています。
もう一か所、ここも読んでほしい ↓
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違いを認めて、否定せずの心で
ここに登場する親(祖父母のこと)はみな、自分の言っていることは絶対に正しいと信じて疑わず、だから娘(孫の母)も従うべきだと言わんばかりの威圧的な態度をとっています。
そうした親の上から目線の姿勢ほど、子どもにとってつらく、煩わしいものはありません。
子ども夫婦との間に無用な衝突を避けるための親(祖父母)の心得は、三つです。
第一に、「違いを認めて、否定せず」。
第二に、子育ての最終的な責任は、親(子ども夫婦)にあると達観すること。
第三に、助言をする時は、他人だと思ってマナーに気をつけること。言いたいことの半分くらいにとどめる心づもりが大切です。
わが子も親となれば、他人。助言にもマナーを。
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世の中には、自分の父母・夫の父母から、子育てについていろいろと指示命令、はたまたイヤミ的なことを言われて、心身ともに疲れている人がたくさんいると思います。
この本を読むだけでも、相談の内容に共感したり、相談への回答で参考になることがあると思います♪
…次はコレ
子どもがいじめにあったとき、弁護士に相談してもいいんだよ!!と、いろいろなことを教えてくれる本です。
もくじから↓
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●いじめは恐喝罪、傷害罪窓の犯罪行為であることをきちんと教えるべきです
●弁護士が身近な存在になれば、多くの悲劇を未然に防ぐことができると思います
●子ども同士のいじめに、弁護士が入れば、こんなサポートができます
子どもがいじめの加害者になっていると分かったら
●ほんの軽い気持ちでいじめていても、放置していると、短期間で犯罪にエスカレートすることもあります
なぜ子どもが非行に走るのか
少年非行をなくすために
弁護士にどうやって相談すればいいの?
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本の中で「精神科医からのアドバイス」というコーナーに、精神科医の明橋大二さんのアドバイスが載っています。
これがまた、いいです♪ ちょっと紹介します↓
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非行は、幼児期から子どもの人格を尊重して大切に育てることで防止できる
子どもが何か問題を起こすと、「甘やかしすぎたからだ」と言う人が多いです。
そして、「もっと厳しく育てれば、こういうようにはならなかった」と言います。
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しかし、本当にそうでしょうか。
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体罰が、子どもの成長にとってどうなのか、さまざまな研究がありますが、アメリカの研究では、体罰を受けて育った子どもは、そうでない子どもに比べて、短期的には、言うことを聞くようになるなどの「効果」が見られますが、長期的に見ると、
①攻撃的になる
②反社会的になる
③精神疾患の発症率が上がる
という点で、明らかに悪影響があるとされています。
繰り返される体罰の危険性を、我々はもっともっと認識すべきではないでしょうか。
ですから、国連は、非行防止のためのガイドライン(リヤド・ガイドライン)で、子どもたちの非行をどうすれば防ぐことができるか、について、明確に次のように述べています。
「少年非行の防止のためには、幼児期からその人格を尊重および促進しながら社会全体が努力する必要がある」
しつけを厳しくするとか、甘やかすな、ということではなく、子どもを幼児期から、その人格を尊重して大切に育てること、それによって、非行は防止できるんだ、とこのガイドラインは述べています。
政府が、非行防止のためにまずなすべきことは、学校だけではなく、家庭、施設においても、身体的虐待のみならず、体罰そのものを禁止し、体罰に代わるしつけの方法、教育の方法を啓発していくことだと思います。
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同感です!!
すべての親に気づいてほしい!
せっかく生まれた子どもたちに、
すくすくのびのび健やかに育ってほしいと願っているなら、
子どもの自己評価を下げるような子どもを見下した言動、
人として尊重しないしつけと称する強制的な押し付け、体罰
そまつな扱い、他人と比べたり失敗をバカにするような態度、
自分の気分次第で怒鳴ったり甘やかしたり…
そんなことは子どもには必要ない!
必要なのは、その反対のこと。
抱っこしたり、一緒に遊んだり、おだやかに声をかけたり、
かわいいね~♪とか、大好きだよ~♪とか、大事~♪とかを、笑顔でね(^^)
ケガしない程度に自由にさせて、
子どもなりに一生懸命になっているのをジャマしないで
見守ったり待ったり。
子どもからの働きかけには、なるべくめんどうがらずに向き合って。
一緒に楽しんだり、よろこんだり。不安な時は励ましたり勇気づけたり。
建前でなく本音で。
そうしてたら、非行になんか走るわけないよね。
走る必要がないものね。
心があたたかいもので満たされているから。
お互いに信頼して協力できる関係が、自然にできてくるんじゃないかな…
(^^) もう一冊あるのですが、それはまた明日♪