2013年05月26日

映画「うまれる」

CIMG1237午後、アピオで観てきました。よかった(^^)
ジーンとして、鼻水が出ました。

映画の中には4組のご夫婦が出てきますが、
家族を持つことについて、みんなそれぞれの“思い”があり、
一人一人が“個別”であり、“特別”なんだな…と感じました。

子どもが「うまれる」ということも、
誰かにとっては“普通”のことでも、
誰かにとっては“奇跡”だったり…
決してあたりまえのことじゃない。

愛する人と出会って、
自分たちは子どもを持つことについて、お互いどう思っているのか、
確認して話し合って…
そういうふうにお互いの気持ちを本音で話し合える「二人」。

映画の中のご夫婦は4組とも、お互いを支え合って、
困難があってもそれを受けてとめて、乗り越えていました。

子どもって、一人でできるものではないし、
産むのは妻でも、妻一人だけのことではなく、
妊娠中からの夫の理解や思いやりがとても必要なんだと、あらためて思いました。

だから、少子化とか晩婚化とかに対して、
当事者でない人がなんだかんだ言ってもムダなんじゃないかな。
的外れ。

女は子どもを産むためのものではないんです。
男も子どもを産ませるためのものではない。

性って、生であって、命だから、
二人にお互いを慈しむ“愛”があってこそだと思うんです。

愛があって、命を大切にする社会でなければ、
安心して子どもを産めないし育てられない。

安心して子どもを産める社会ってなんだろう?

子どもや子育て中の親を、やさしい目で見る人がたくさんいて、
子どもの成長を他とくらべないで、その子本人の成長を喜ぶこと。

どの子も区別や差別なくやりたい道にトライすることができて、
本人の気持ちが尊重されること。
自由があって、大人の価値観を押し付けられないこと。

ばかにされたり、怒鳴られたり、暴力をふるわれないこと。
衣食住が足りて、安心できる居場所があること。
やさしい笑顔を向けてくれる人がいること…。

赤ちゃんを見ていると、本当に「希望」という言葉がぴったり❤
あの笑顔を見ているだけで、幸せな気持ちになります♪

だから、ずっとずっと平和な世の中であってほしい…。
illust1987