今日は薄曇りでしたが風もなく寒くなかったので、銀行と買い物、歩いて行ってきました(^^)
いつも車ばかり乗ってるし…と思って。
そしたら…前に住んでいたところの近所で、満開になるととっても見事な、通る人たちも楽しみにするほどの大きな桜の木がお庭に2本あるお宅で、桜のつぼみがピンクを感じさせるほど膨らんできてました♪
近寄りすぎてぼやけてますが、咲くのが楽しみ❤
さて、去年の4月にも紹介した「ココちゃん文庫」にある本
「心の対話者」から
※この本では、人の話を聞く(聴く)ことについて書かれていて、とても参考になります。
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聞き上手の人は、他者に対して強い影響力を発揮する。
聞き上手の人が言葉少なに語るメッセージは、
相手の心の深いところにしっかりと入り込み、
アドバイスや依頼を聞き入れざるをえなくさせる。
人は、自分の話をよく聞いてくれる人の言葉を
受け入れやすいものなのだ。
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そして、こうも書かれています。
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聞き手が、話し手の心に触れるためのもっとも大切な条件は、
ありのままの姿を受け入れ、
話し手が「自分は認められ、受け入れられている」と感じるよう、
言葉や態度で伝えることだ。
この「受容」さえあれば、
「話を聞いてくれない」という不満は出ないはずだ。
この「受容」は肥沃な土壌のようなものだ。
たとえば親子関係の場合、
種子である子どもは親に受け入れられる中で成長し、
花を咲かせる。
ここで、忘れてならないのは、
「受容」はあくまでも土壌であり、
実際に花をつけるのは種子=子どもであることだ。
親子に限らず、話し手が何らかの相談をするとき、
聞き手は、話し手の土壌となりうる。
このとき、聞き手の知識や知恵で、
相談者の問題をすみやかに解決しようと思う必要はない。
なぜなら、幼い子どもでも、非行をくり返す少年でも、
怠惰にしか見えない部下でも、
必ず自分自身のうちに問題解決能力を秘めているからだ。
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…本当にそうだと思います。
よく、「子どもが親(先生)のいうことをぜんぜん聞かない!」
っていうこと、ありますね。
そういうとき、では逆に、親や先生が子どものいうことを聞いているか?
聞いているふりして、否定したり批判したり説教したり、
こーしなさい!あーしなさい!って、「聞く」より「しゃべってばかり」いないか???
自分の話を聞いてくれる人の話は、聞く気になるけど、
話を聞いてくれない人の話は、聞きたくない。
自分の体験としてわかります。
どうせ私の話なんか聞く気がないくせに、
なんであなたの話を私が聞くべきだと言うの?
そして、ここもいいな~と思ったところ。
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「神は、口は一つしかつくられなかったが、耳は二つつくられた」という格言がある。
「聞く(聴く)」ことの重要性を知り、「聞く」技能を高めていくと、
人間関係は良好になり、新しい出会いが生まれてくる。
その結果、ビジネスにおいても飛躍的な成果をあげることができるようになる。
「聞く」技能が高まると、コミュニケーションにおける摩擦やギャップ、
混乱が解消されるからである。
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いいですね(^^)
話したり聞いたりすることって、決して言い争いやケンカをするためのものではなく、
お互いの誤解や疑問をなくして、関係を良くするためのものであってほしい。
お互いがおだやかで楽しく、
知らないことを知ったり、
おもしろかったことを共有したり、
悲しいことやつらいことを受け止め合ったり、
困ったことは解決に向かって考えていこうと思えるような「聞き合い」。
そういう楽しい「聞き合い」をするだけで、
自分自身の問題は自分自身で解決できる。
私は私のことをやり
あなたはあなたのことをやる
…
あなたはあなた
私は私
(「ゲシュタルトの祈り」から)
子どもは子ども
親は親
親であっても、子どもの問題を勝手に解決しようとしないで、
子どもが困っていたら話をよく聞いてあげるといいです♪
“思い込み”や“決めつけ”をしないで(^_-)