2013年11月25日

ビジター養成講座・3回目

今日の講師は、青森おおぞら学園の施設長・鳴海明敏さん♪
「傾聴の意義と方法」について、午前・午後、講義&演習をたっぷり!

『傾聴』、前から本を読んだり、他の講座を聞いたりして“いいな”と思っていましたが、今日も “やっぱりいいな!” と、自分の中で再確認(^^)

ホームビジターになるための基礎になる『傾聴』ですが、ホームビジターになるためだけでなく、自分をとりまくすべての人間関係に役立つかんじ♪

私たちがビジターとして子育て中のママさんたちのところを訪問する時、何ができるのか?
…というと、
 ヘルパーやシッターのように家事・育児の代行をするのではなく、
 保健師や保育士のように専門的なアドバイスをすることでもなく、
 ただ、受容的・共感的態度で親の気持ちに寄り添い、
 傾聴を行うことで親の気持ちを静かに応援すること…これです!

これがボランティアの役割であり、
ボランティアだからこそ効果的に支援できることです。
(by 「ホームスタート」実践ガイド)

私たちは他人の問題を解決できないし、立場を変わってあげることもできません。
自分の問題を解決できるのは自分だけ。
本来みんな自分で問題を解決する力を持っている。
…それに気づいて行動に移すのを応援するために『傾聴』がとても役立つのです❤

今日の資料から
 ↓
『傾聴』とは
 ・相手が話したいこと(内容)を
 ・相手が話したいように(話し方)
 ・話すことをきく(受け答えする)こと
   →あいづちや伝え返しなどをしながら

 私たちに必要なのは、相手に安心して話してもらえる空気をつくることかな(^^)

人って、話を聴いてもらっている間に自分の考えがまとまったり、(こうすればいいんだ!)とひらめいたり、なかなか出せていなかった感情を素直に出すことができたり…自分の頭や心で考えて感じて、少し前に進むことができるような気がします。

今日のワークの中で、夕飯の献立についてのロールプレイングで、
「今夜のご飯、何作ったらいいかしら?」と問いかけられた場合…というのをやりました☆

その問いに対して、
聞かれた方があれこれ考えて、「カレーにしたら?」とか、「○○にすればいいじゃない?」というよりも、「何がいいかしらね~」とか、「昨日は何にしましたか?」「冷蔵庫に何が入っていますか?」と、本人が思い出したり考えたりするように言葉を返しているうちに、問いかけた本人が一人で献立を決めていける…のをペアで交代で体験しました♪

おかげで私も、今夜はかぼちゃの料理を作りましたよ(^^)

今日もらった資料の中に、見覚えのある詩が!
なんと!私もその詩、前に読んだ本の中から「いいな!」と思ってブログに載せてたんです❤

⇒2012年12月2日

みんなに聴いてくれる人がいればいいな。
みんなが聴いてあげられる人になれればいいな…。