2013年01月24日

あっぷるワイド、見ました!

録画セットし安心していて、9時過ぎてから見ました(^^;)

「子育て応援隊」ココネットの活動が、子育て中のお母さんたちのお役に立てていることがわかり、うれしかったです♪
★集まって、話し合い・聞き合いができる「NPプログラム」
★おうちに訪問して、お母さんの気持に寄り添う「ホームスタート」
毎日の子育て、なんだか自分、元気なくなってきたな…と思ったとき、利用してみてください❤

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この間から読んでいた、山崎雅保さんの本
3冊とも、とてもよかったです!
・子どもって、どこまで甘えさせればいいの?
・「未熟な夫」と、どうつきあうの?
・「未熟な夫」に、ホトホト困っているあなたへ

紹介したいとこいっぱいありすぎて、これはもう読んでもらうしかない!…という感じ(^^)
でもちょっとだけ、
「子どもって、どこまで甘えさせればいいの?」の中から、ここはみなさまにもお知らせしたい!
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モノを粗末にしてはいけない

 モノを粗末にしたら、ゴミが増えて、大事な地球環境がますます荒んでしまいます。何よりも、モノを粗末にするのは自分の心を粗末にすることでもあるのです。だからこそ、モノを大事にできる子に育てたいですね。

 では、どうしたらモノを粗末にしない、モノを大事にする子に育てられるでしょうか。「モノを大事にしなさい」と口を酸っぱくしてでも教え続けるなら、モノを大事にする子になってくれるのでしょうか。家族みんなが、不便でも不自由でも徹底的にモノを大事にする生活をするなら、モノを大切にする心を養ってくれるでしょうか。

 どちらも間違いではないのでしょう。けれど、どちらの方法をとるにしても、最も大切な土台が欠けているのだと思います。

 私たちの「心の原理」は、ある意味では意外なほどに単純です。まして子ども時代の「心の原理」となったら、あきれるほどに単純です。

 心は「やってもらった通りにする」のであり、「やられた通りにしてしまう」のです。つまり「大事に扱われている子どもの心は、あらゆる物事を、自然に無理なく大事にできる」のであり、「粗末に扱われている子どもの心は、どうしても、物事を粗末にしてしまう」のです。

 ちょっと極端な場面を想像してみましょう。その子はついつい、気づかぬうちにモノを粗末にしてしまう子です。たった今もそう。大切にしなければいけないモノを粗末に扱ってしまって、お母さんとお父さんに荒っぽい言葉で叱咤されています。

 お母さんは言葉だけでは不足だと思ったのか、「この手がいけない」と子どもの手をピシャリと叩きました。お父さんも「何度いわれてもわからない子はバカだ」といって頭を小突きました。子どもは「これからはちゃんと気をつける」といいながら、うなだれて泣いています。

私たち大人は、案外多くの場面で、これに類する過ちを犯しています。

子どもという、何よりも大事にしたい存在に対して乱暴な態度をとりながら、
「人にやさしくしなさい」「素直な心になりなさい」と強いている。

その子自身を粗末に乱暴に扱いながら、言葉で「モノを大事にしなさい」と強いている。

こんな二重構造の乱暴な扱い方をしてしまいがちなのです。
このような目にあえばあうほど、子どもの心は荒みます。
自分に対しても物事に対しても乱暴に、粗末に扱うようになってしまいます。
悲しいことです。

そんな子は、さらに叱咤されたり強制されたりすれば、もっと荒んだ心になってしまいかねません。 

 厳しさも愛。よくいわれますね。けれど私たちの社会には、「愛を言い訳にした不要な厳しさ」も目立たないではありません。この種の厳しさは虐待に直結しかねない危険があるだけに、要注意です。
 他方で子育ての途上には、ときおりですが「愛ゆえに厳しくせざるを得ない場面」があるのも事実だと思います。

 忘れてはならないのは、「存分に甘えることで培った土台がない心」「ストレスに耐えられる力がはぐくまれていない心」に対しての「厳しさ」はネガティブに作用しがちだという点です。悪くすれば害毒にしかなりません。

 上手に甘えさせてもらって「愛されている。守られている。認められている。受け入れられている。許されている。大事にされている。」と実感できるようになった心にこそ、「厳しさ」はポジティブに作用するのです。

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激しく同感です!

子どもに怒りを向けそうなとき、
(私は何に腹を立てているの?…それは本当に子どもを怒鳴らなければならないこと?)
(いろんなイライラが積み重なってて、子どものしたことは“ただの怒りを吐き出すキッカケ”だったのでは?)
(子どもはなぜそんなことをしたんだろう?…もしかして、私が思っていることと違うのでは?)
と、少し考えてみよう…。

怒りにまかせて怒鳴り散らしたり、叩いたりしたら、それは、子どもを人として尊重しない「弱い者いじめ」になってしまうから。

自分の気持に正直になるのがいいです。
いつも弱みを見せない「イイ親」を演じなくても、子どもに話せばいいんです。

「○○ちゃんも、お母さんにかまってほしかったのね?」
「お母さん今日忙しくてさ、イライラしてるの。ちょっと待ってて。」とか、
「お母さんちょっと疲れちゃったから、ちょっと一緒にゴロゴロしよう!」とか。

お互いに、キチンとできないことも許し合えれば、家の中はあたたかいし、ホッとできる場所になります。

完璧な親なんていない!完璧にならなくたっていいし。
(完璧な親なんて、子どもにとってはプレッシャー以外の何ものでもないと思います)
子どもに完璧を求めない!子どもは親の思い通りになる人形じゃない。

家族って、一緒にいて楽しくて、
助け合ったり協力できればいいんじゃないかな(^^)♪

…家族もいろいろだから、自分では何ともならない状況があるとしても、
少なくとも「自分と子ども」のことだけは、
自分次第で何とかなる余地があると思います。

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